4月1日は、練馬区民にとって待望の日だった。練馬区で最も使われているシェアサイクルサービス「ドコモ・バイクシェア」が、東京都の他区とつながるようになったからだ。 新たなシェアサイクル社会実験を開始します ドコモ・バイクシェアは2012年にスタートした、自転車シェアリングサービス。練馬区は遅れて2018年に対象となった。しかし、他の地域とはつながらない「鎖国」状態での運用だった。練馬区内で乗り始めたら、練馬区で返却しなければならない。「カエサルのものはカエサルに、練馬のものは練馬に返しなさい」というわけだ。さらに、シェアサイクルが置かれている場所(サイクルポートと呼ぶことが多い)は練馬区全域というわけではなく、石神井台、上石神井、大泉学園、光ヶ丘という一部地域に限定されていた。 区外にシェアサイクルで行こうとすると、別のサービスを使わなければならなかった。このため筆者は競合サービスのHELL
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