厚生年金基金が中小企業の経営の不安要素になっている。約600ある厚年基金の4割弱が国に代わって厚生年金の一部を支給する代行部分の資金すら足りない「代行割れ」の状態。そのほとんどが同業の中小企業で構成する基金だ。AIJ投資顧問による年金消失問題はさらに足を引っ張る。基金の解散や脱退にもまとまった資金が必要で、身動きできない企業も多い。カメラ・レンズメーカーなど135の企業・団体が加入する全国光学
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