藍原:これも、かたよった報道によるものだろうと思うんです。予防術をさかんに取り上げることによって、がんは防げるものだと思ってしまう。だから、がんになった人は「防げなかった人」だと言われてしまう。新型コロナウイルスもそうですよね。どれほど対策しても、感染するときは感染する。病気ってそういうものなんですが、誤った偏った知識で感染した人を叩いてしまう。「100%防げる」なんて言われたら、その情報のほうがガセです。 ――病気や医療に「絶対」「確実」はありませんもんね。 藍原:病はいつ来るかわからなくって、確実に防ぐことなんてできない。予防の情報を一生懸命集めるのなら、病気になったときのこともちゃんと考えたほうがいい。「なるかもしれない」と思っていたほうが、覚悟が決まるんじゃないかと思います。 ――自分だけはならないと、思いたいですからね。 藍原:その気持ちもわかるんです。もちろん毎日毎日、「がんに
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