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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (3)

  • マイルドヤンキーに「貧困」「反知性主義」が短絡される現象について - シロクマの屑籠

    「マイルドヤンキー」という言葉があぶり出した日の階層:日経ビジネスオンライン 私もリンク先の視点に賛成だ。 若者文化の表象を理解する糸口として「ヤンキー」「マイルドヤンキー」といった言葉を用いるのは悪く無いと思うし、そこからマーケティング論を展開するのも面白い。だが、そういうストーリーから「マイルドヤンキー=貧困」となり、あまつさえ「マイルドヤンキー=みんな馬鹿」的な誤解を生みそうになっている現状は、ウヘェ、と思わずにいられない。 予め断っておくと、原田曜平さんの『ヤンキー経済』も、斉藤環さんの『世界が土曜の夜の夢なら』も、とても興味深く、面白いだ。前者はマーケティングの視点からヤンキー的地方民を書き綴っただし、後者はヤンキー先生こと義家弘介さんのヤンキースピリットに潜む反知性主義を指摘し、ヤンキー→ヤンキー的なものへの変遷を知るヒントを彩り豊かに紹介している。 だが、こうしたヤンキ

    マイルドヤンキーに「貧困」「反知性主義」が短絡される現象について - シロクマの屑籠
  • さやかと杏子はどこまで“メンヘル”だったのか? - シロクマの屑籠(汎適所属)

    http://d.hatena.ne.jp/tyokorata/20110527/1306510563 リンク先では、『魔法少女まどか☆マギカ』のさやかと杏子、特にその最期について、『認知障害』『うつ病』『メランコリー親和型性格』といった精神医学の用語を用いて解説を行っている。その概要は、“さやかと杏子は『認知障害』の状態に陥っていた”、という主張だ。つまり、これらの精神医学の用語で、さやか・杏子の“心理的背景”の中核は説明できる、ということらしい。はてなブックマーク上では賛辞の声が多く集まっているようだが、私自身の知識と照らし合わせて、どうもしっくり来ないし納得できない。そこで、このエントリで反駁を試みることとする。 1.さやか・杏子はどこまで“正常な思考が出来ない状態”に陥っていたか? まず、“認知障害”という、かなり曖昧な精神医学用語に、さやか・杏子が該当していたか?について考えよう

    さやかと杏子はどこまで“メンヘル”だったのか? - シロクマの屑籠(汎適所属)
  • 「歳の取り方」が分からなくなった社会 - シロクマの屑籠

    テレビをつけても、街を歩いても、「若さを保つためのテクニック」が溢れている。けれども「歳の取り方」はあまり目にすることが無いし、「歳を取る」ということを肯定的に教えてくれる人にもなかなか出会わない。「歳の取り方」は、いつ、どこで、誰から教わればいいのか?そう考えた時、自分が即座に答えられないことに気付く。 「歳の取り方」のロールモデルは何処へ? ここでいう「歳の取り方」というのは、生物学的な加齢現象のことではなく、心理・社会的な意味での「歳の取り方」だ。 人間は、まっすぐ一様に老けていくわけではない。社会経験や立場、人間関係のなかで、心の持ちようや振る舞いを年代ごとに変えていく生き物だ。世話される立場から世話する立場へ・教わる立場から教える立場へ……といったように、自分の立場をギアチェンジしながら世代を紡いでいく。少なくとも、かつてはそうだった筈だ。 ところが、今は、「歳の取り方」のお手

    「歳の取り方」が分からなくなった社会 - シロクマの屑籠
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