今回はソート(sort)のお話。 プログラマでソートを知らない人はいないだろうが,一応説明しておくと,あるデータの集合を一定の規則に従って並べ替えることを指す。 日本語では「整列」と呼んだりするらしい。 ソートをアルゴリズムまで言及すると非常に深いテーマになるのだが,今回は標準の sort パッケージの使い方に絞って「こんな感じ」で説明していく。 なお,この記事で紹介するコードは sort パッケージのドキュメントに書かれているものを流用している。 Go 言語のコンパイラ・コードは MIT ライセンスで提供されているのでご注意を。 基本型データ列のソート sort パッケージでは基本型の int, float64, string についてはソート関数が用意されている。 たとえば {0.055, 0.815, 1.0, 0.107} というデータ列があるとしよう。 これを昇順(小さい値から大
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