今、欧米で「ガチャ(ルートボックス)は賭博か」という議論が沸き起こり、Appleもまた規約でガチャの確率表示を義務化を行った。 (Apple、ガチャ・ルートボックスに確率表示を規約で義務づけ。世界的なガチャ=賭博議論に配慮か) このきっかけはEAのゲーム『Starwars Battle Front II』にルートボックス(ガチャ)が搭載され、「有料ゲームにこんなランダム要素をいれて良いのか」という議論が沸き起こったことにあるが、この議論に先立っていち早く有料ガチャを廃止した有名ゲームがある。 そう、世界的カードゲーム『ハースストーン』……の、NetEaseが運営する中国版である。 もちろん『ハースストーン』がガチャを廃止したのは自主的な行動ではなく、中国政府が2017年6月にガチャの詳細確率明示の義務づけを行ったことが要因になっている。 ガチャの確率を明示することは、基本的に企業側に良いこ