鳩山由紀夫元首相は25日夜、香港のフェニックステレビの取材に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する中国に理解を示す発言をしたことについて「(中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がないとは)言っていない。中国側がそう判断をするという可能性があると申し上げた」と釈明した。都内で記者団の質問に答えた。
2020年夏季五輪招致を目指す3都市についての国際オリンピック委員会(IOC)評価報告書について25日、AP通信は「東京が最も高い評価」と報じた。先進的な都市で開催される五輪であることや、コンパクトな競技会場の配置、発達した交通網などが高評価を得たと分析した。 マドリードについて、評価報告書がスペインの財政危機に触れたことを紹介した。報告書が4月に完成したため、イスタンブールに関しては、トルコ全土に広がった反政府デモへの言及がなかったことなどを伝えた。 報告書が招致レースに与える影響については「不確定。全てのIOC委員が評価報告書を注意深く読むわけではない」とし「7月のIOC委員へのプレゼンテーションがより重要になるだろう」と予想した。(共同)
【モスクワ=遠藤良介】ロシア経済の魅力をアピールするため、同国西部サンクトペテルブルクで開催されていた「国際経済フォーラム」が22日、閉幕する。プーチン大統領は会期中の演説で、地下資源依存の経済構造から脱却する必要性を強調し、鉄道建設などインフラ整備への資金投下を表明。しかし、今年1~5月の国内総生産(GDP)が前年同期比1・8%の伸びにとどまるなど経済の減速は明らかで、先行きを楽観視する見方は少ない。 同フォーラムは2000年代半ば以降、世界経済フォーラムの「ダボス会議」を意識して盛大に開催されてきた。だが、ロシア経済に好材料がない状況で開催された今回の会合について、主要メディアは投資家の間に漂う「沈鬱(ちんうつ)ムード」とともに伝えていた。 経済発展省によると、1~5月期の投資は前年同期比0%増と急失速。2・4%と予測される今年のGDP成長率は、世界金融危機の直撃を受けた2009年を除
飼いネコは家の外で何をしているのだろうか。英国で50匹の行動が調査された。ウェアラブルカメラに収められていた、洗濯カゴからの脱出やほかのネコとの戦い等のドキュメンタリーも視聴できる。 現代的な環境に適応したイエネコ。 部屋のなかだけでネコを飼っている人は、彼らが一日何をしているかはだいたいわかる。けれども、外を好き勝手にうろつき回れるネコたちには謎がつきまとっている。家を離れた彼らは、いったい何をしているのだろうか。この問題に答えるべく、英国の生物学者たちがそれなりの規模の研究を行い、BBCのドキュメンタリー番組にもなった。 研究チームが使ったのは、野生のチーターがどのように生活しているかを調査した研究で使われた手法だ。この研究では、GPSや加速度計、ジャイロスコープ、および磁力計を備えた無線付きの首輪が利用された。 英国王立獣医科大学(RVC)のアラン・ウィルソン教授が率いる研究チームは
社民党の山内徳信参院議員(比例代表)は11日の参院外交防衛委員会で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について「辺野古新基地建設は人殺しをする戦争目的の飛行場建設だ。(米国の)海兵隊の使う基地は人殺しのためのものだ」と述べた。 山内氏はまた、「辺野古移設を断念しなければ日本政府は民主主義国家でも文明国家でもない。野蛮国家だ」と主張した。これに対し、小野寺五典防衛相は「自衛隊も、米軍も基本的に安全保障のための役割を担っているのであり、決して他国の人の命をあやめるためにあるとは思っていない」と反論した。 7月末に任期満了を迎える沖縄県出身の山内氏は今期限りの引退を表明しており、11日の委員会では特別委60分の質疑時間を与えられた。維新・西村真悟氏を除名 「韓国人売春婦がうようよ」発言で
スリランカ中部にある古代都市の遺跡で、世界遺産の「シーギリヤ」を舞台にしたアサヒビールの発泡酒のCMに対し、スリランカ国内で「文化遺産の冒涜だ」との批判が高まり、アサヒグループホールディングス(HD)は6日、CM放映の中止を決めた。 CMは、王宮の遺構があるシーギリヤの岩山「シーギリヤ・ロック」の頂上で、出演者の長瀬智也さんら男女が発泡酒を手にパーティーを楽しんでいるという設定。スタジオでの撮影と現地の空撮映像が合成され、5月中旬から日本で放映されていた。 放映開始後、スリランカの新聞などが「国の文化遺産で酒盛りをする内容のCMは受け入れられない」と批判。今月5日には、中心都市コロンボの日本大使館前で仏教団体のメンバーら約20人が抗議デモを行った。AP通信などによると、スリランカのバラスリヤ国家遺産相も、同国の広告制作会社は栄養ドリンクのCMとして政府から撮影許可を得ていたとし、この会社に
経営再建中のシャープ次期社長、高橋興三副社長は5月14日に都内で開かれた社長交代会見の場で、「新生シャープはどういう会社か」と問われ、一枚のカードを懐から取り出した。書かれていたのは創業者、早川徳次氏の言葉をもとにした経営理念で、「いたずらに規模のみを追わず…」とはじまる。シャープは世界最大規模の液晶パネル工場を堺市に建設した結果、経営危機を招いた過去との決別を目指すが、経営陣の刷新を発表した後も「居座りを求める“ゾンビ経営者”たちの動きがあった」(関係者)という。創業者の理念と真逆…原点回帰で再生を 「全部正しい。すばらしい創業の精神があったのに…」。 高橋副社長は会見後、表裏に経営理念と経営信条が書かれたカードを記者やカメラに向けながら、こう唇をかみしめた。 経営理念にはこうある。 「いたずらに規模のみを追わず、誠意と独自の技術をもって、広く世界の文化と福祉の向上に貢献する…」 さらに
競馬に笑い、競馬に泣いた男性に下された判決は「有罪だが、国税当局の課税方法は不相当」というものだった。競馬などの所得を申告せず、所得税約5億7千万円の支払いを免れたとして所得税法違反(単純無申告)罪に問われた元会社員の男性(39)。大阪地裁は23日、懲役2月、執行猶予2年(求刑懲役1年)の有罪としながらも、課すべき税額を約5200万円と約10分の1に大幅減額した。職を失い、預貯金も尽き果て、「妻は毎日泣いている」と話していた男性は、実質勝訴の判決に「裁判所に感謝する」と安堵(あんど)の表情。専門家からは「現行の課税方式は時代遅れ」との声も上がる。有罪、だが大幅減額 5月23日午前10時、大阪地裁で最も大きい201号法廷には判決を聞こうと競馬ファンら傍聴希望者が詰めかけた。ダークスーツ姿の男性は緊張した表情で入廷。西田真基裁判長に促されて、ゆっくりと証言台の前に立った。 裁判長が主文を言い渡
東京都は21日、葛西臨海水族園(江戸川区)で今年1月、世界で初めて産卵が確認された「オセレイテッド アイスフィッシュ(ジャノメコオリウオ)」の卵が孵化(ふか)したと発表した。孵化が確認されたのも世界初で、仔魚(しぎょ)3匹が23日から展示される。 アイスフィッシュは、脊椎動物で唯一、血液が無色透明で、世界で飼育しているのは同園だけ。産卵確認後、非公開の水槽で飼育してきたが、7日に孵化を確認、20日時点で約20匹がふ化した。 仔魚の体長は約2センチで、孵化直後から成魚の特徴である大きな口が開き、歯も確認できる。孵化直後の生態については、研究例がなく、給餌なども手探りで、同園担当者は「初期の成長段階を記録できるのは楽しみだが、どこまで育てられるかは挑戦」と話す。「近大マグロ」に食の未来を見た! 世界で初の快挙…冬に“幻の魚”クエも楽しめる
【ソウル=加藤達也】韓国の中央日報が日本への原爆投下を「(神の)懲罰だ」とする記事を掲載し、在韓国日本大使館は22日、同紙に抗議した。 問題の記事は20日付で、安倍晋三首相が東日本大震災の被災地視察で航空自衛隊松島基地を訪問した際、操縦席に座った空自機の番号が「731」だったことを取り上げ、細菌兵器を研究したとされる旧日本陸軍の部隊名称と同一だとして非難し、日本の反省が足りないと主張する内容だ。 さらに、大規模空襲や原爆投下を神による「過酷な刑罰」としたうえで、第二次大戦末期のドイツ・ドレスデンへの空襲を「ユダヤ人の復(ふく)讐(しゅう)だ」、広島、長崎への原爆投下については「日本軍国主義へのアジア人の復讐だった」と主張。非戦闘員への無警告、無差別の大規模殺傷という事実も「国家を改造して歴史を変えた」と支持している。 記事は、「日本に対する火雷(爆撃)が足りないと判断するのも神の自由だ」と
慰安婦問題をめぐる日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の発言は何が問題なのか、その内容を吟味すると、「事実関係は大筋正しいものの、舌足らずの部分がある」(現代史家の秦郁彦氏)ようだ。橋下氏の言動を検証した。(阿比留瑠比) 【強制連行】 「国を挙げて韓国女性を拉致して強制的に売春させた事実の証拠がない」 この問題では、慰安婦問題で「おわびと反省」を表明した平成5年8月の河野洋平官房長官談話が「日本政府が強制連行を認めた」との誤解と曲解を世界に広めた。しかし、談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官は産経新聞の取材に「(河野談話は)いかなる意味でも、政府の意を体して政府の指揮命令下に強制したとは認めていない」と明言している。 また、9年3月には、当時の平林博内閣外政審議室長が参院予算委員会で「強制連行を直接示す政府資料は発見されていない」と答弁。第一次安倍内閣は19年3月に「軍や官憲による
昨年の競馬法改正によって、主催者が払戻率を加減できるようになった。増収に直結する「テラ銭」(配当の中から一定の割合で主催側が受け取る金)アップOKという画期的な改正なのだが、赤字に苦しむ地方競馬サイドの反応は意外に鈍い。払戻率ダウンで客が来なくなってはと及び腰なのだ。貧すれば…か。逆に経営が盤石なJRAは機敏に反応し、さらなる増収へ意欲満々だ。(田中恵一)JRAはテラ銭操作へ意欲 日本中央競馬会(JRA)は先ごろ、定例記者会見の席上で馬券種別ごとに払戻率の変えることを検討している-と明らかにした。現在の払い戻し率はおおむね75%。これを馬券によって70~80%まで動かすことを考えているという。この場合の「検討」は決定とほぼ同義だろう。定例会見で公表したことを覆した前例はほとんどないから。近いうちに実施になるはずだ。 「外国では当たりにくいものは(払戻率が)低く、当たりやすいものは高くなって
踏切の遮断棒が上がらないと腹を立てて切断したとして、広島西署は5日、器物損壊の疑いで、広島市西区、自称不動産管理業の小西修治容疑者(66)を逮捕した。 広島西署によると、小西容疑者は踏切前で停車中にトランクから金切りのこぎりを取り出したといい、調べに「電車が通り過ぎても上がらず、のこぎりで切断した」と容疑を認めている。 JR西日本によると、現場付近は路面電車が並行して走っており、遮断棒が下りている時間が長くなる傾向がある。 小西容疑者は広島西署に「以前からJRに改善を申し入れていた」とも話しているという。 逮捕容疑は5日午前10時50分ごろ、広島市西区井口3丁目にあるJR山陽線の踏切で、遮断棒を切断した疑い。 山陽線は当時、後続の電車が徐行運転するなどしたため遅れが出た。
【ニューデリー=岩田智雄】インドを訪問した麻生太郎副総理兼財務相は4日、ニューデリー市内で講演。日中関係について、「インドは陸上で中国と国境を接し、日本は海上で接触を持っているが、われわれは過去1500年以上の長きにわたり、中国との関係が極めてスムーズにいったという歴史は過去にない」と述べた。 麻生氏は、インド商工会議所連盟などが主催する講演会に出席。質疑応答で、中国とインドでも領有権をめぐる紛争があり、安全保障や海洋分野での日本とインドの関係を強化すべきではないかとの質問に対し、答えた。 また、中国の軍事的台頭に対抗する日印関係を問われ、「インドと日本は哲学で結ばれ、価値によって突き動かされる同盟国同士ではないだろうか」と指摘。「豪州に米国が駐留軍を置くという事態は、地域のスタビリティー(安定)を大事にしなくてはならないという表れだ」と述べ、米国とオーストラリアを含めた4カ国の協力態勢を
世界30以上の国と地域で発行され、2億3千万部を記録した人気漫画「ドラゴンボール」の作者、鳥山明さんが、愛知県安城市の小学生を対象とした環境保護の学習会で配る読本に、農業の大切さを訴えるオリジナル漫画を無償提供した。 市によると、2月に読本が完成した途端、学習会を開きたいとの要望が急増。全国から「どうすれば入手できるのか」との問い合わせも多いが、「安城の子どもたちのためのもの」と遠慮してもらっている。 作品名は「おいしい島のウーさま」。合成食物しか知らない主人公が自給自足の島に不時着し、ウーさまと呼ばれる神様の導きで農作業の楽しさや農産物のおいしさを知る物語。独特のタッチで描かれる。 鳥山さんは、友人が立ち上げた農業や環境に関する教育活動に取り組むNPO法人「田園社会プロジェクト」に賛同。翌年にはパンフレットにこの漫画を提供。安城市が昨年6月に読本に転載することを打診すると、快諾した。
海江田万里民主党代表「『アベノミクス』での株価上昇や円安は評価されるが、日本銀行の大胆な金融緩和は大変な劇薬だ」 安倍晋三首相「日本を覆ったどんよりした空気が変わった。民主党政権の3年3カ月に全くできなかったことをやっている」 海江田氏「(民主党政権では)マイルドな景気回復を考えていた。国民が収入面で実感できるのはいつか」 首相「政治が決断すれば金融政策は大きく変わる。成長戦略が軌道に乗れば賃金は上昇していく」 海江田氏「雇用の規制を緩和し、社員の解雇を許すのか」 首相「失業なき雇用の流動性を確保していきたい。(衆院の)『一票の格差』問題は、立法府の一員として応える責任がある」 海江田氏「(昨年の党首討論は)定数削減が一番大きな約束だ。定数削減を今国会でやると言ってほしい」◇ 石原慎太郎日本維新の会共同代表「憲法改正は公明党が足手まといになる。本気で防衛費を増加させ、ミサイル防御網を作り直
99歳の社会人聴講生として桃山学院大学(大阪府和泉市)に通学してきた村川信勝さん=大阪市東成区=が、4月からの新学期も2科目選択し、7年目の聴講生として通学を続けることになった。今年中に100歳という節目を迎えるが、「頑張らなしゃあない」と学習意欲はさらに旺盛だ。肺炎で入院、リハビリで4月に間に合わせた 「ここ(大学)に来ると思ったら、前の日から気持ちがしゃんとしている」。1月、大阪総合面の「まちかど人間録」で紹介したとき以来、約3カ月ぶりに再会した村川さんは、勉強道具の入ったリュックを背負った若々しいかっこう。つえをついているものの、しっかりした足取りだ。 今学期に選択したのは「国際政治事情研究」と「東南アジア近現代史」の2科目。兵士として太平洋戦争を経験しており、外交や国際関係は最も関心のある分野だという。 実は、1月中旬から2月末にかけて肺炎で入院した。「家で3べんも血を吐いて、ふう
風俗営業の許可がないのに、メイド服姿の女性従業員に客の接待をさせたとして、大阪府警保安課は15日、風営法違反(無許可営業)容疑で、大阪市浪速区難波中のメイドカフェ「めいどりぃむ」の経営者、上岡克美容疑者(62)=同市此花区梅香=を逮捕、送検したと発表した。 府警によると、同店は大阪・日本橋の電気街「でんでんタウン」内の通称・オタロードの一角にあり、昨年9月、14歳の女子中学生3人を働かせたとして労働基準法違反(最低年齢)などの容疑で摘発された。 しかし、その後も15歳の女子高生らを勤務させ、無許可営業を継続。「30分で料金5千円」と客引きしながら実際は7500円を請求するなど、「ぼったくられた」との苦情も府警に多く寄せられていたという。 逮捕容疑は3月21日夜、店内でメイド服姿の20代の女性従業員2人に、男性客2人を接待させ、酒を含む飲食物を提供したなどとしている。ぼったくりメイド喫茶潜入
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