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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (106)

  • 正解を知っていても、あえて黙っている方がよい状況を知る:日経ビジネスオンライン

    グループで問題が発生したり、同僚が問題に直面していている時、「自分なら正解を知っているのに」と思うことがある。あるいは、周りの人が効率悪い作業をしていると、「自分は改善策を知っているのに」と思うこともある。それでも、あえて教えずに黙っている方がよいことがあるものだ。知恵の出し惜しみでも意地悪でもない。正解であっても口出ししない状況をわきまえることで、より広い視野から見て効率が上がることもあるからだ。 正解が相手を混乱させる可能性がある時 車を運転していて道に迷った時、助手席の人から「あっちの道だ、いやこっちの道だ」とタイミングを外して言われると運転の妨げになる。まして指示をする人が2人いて、違ったことを言えば運転手はさらに困惑し、危険なことにもなりかねない。 会議でもプロジェクトを進めていく時でも、似たように滑稽なことが起きる。こうした場合、自分が正解を知っていても、主導者やその他のメンバ

    正解を知っていても、あえて黙っている方がよい状況を知る:日経ビジネスオンライン
  • 謝りかたの作法:日経ビジネスオンライン

    今年の後半はトラブル続きだった。駆け出しの働く女性から、ベテランの営業マンから、果ては、管理職のエリートキャリアウーマンに至るまで。恨みたくなるほど、多くの人たちとトラブッた。 これらいくつかの事例は既にこのコラムで紹介済みだ。一体どうしてこんなことに巻き込まれるのかと、じっくり考えてみた。特に、相手が女性の場合、問題が起きた背景になにか共通点がないか気になり検討してみると、いくつかそれはあった。 まず格闘して思ったのは、女性の自尊心の高さが硬い壁となって存在したということだ。それはキャリアの歳月の長短に関係ない。自尊心が自らを省みることを退け、自尊心が成長を止めているように私には映った。彼女たちに共通していたのはまず、自分の非を認めないというところだった。私はそれを許さなかったから彼女たちとトラブッたというわけだ。 自分自身の正当化や責任転嫁に、彼女たちは自尊心を総動員したような印象を受

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  • 新聞は「捨てるため」にある:日経ビジネスオンライン

    当連載を始めるに当たって、新聞を定期購読させてもらっている。 と、いきなりこう書いても、にわかには了解しにくいかと思う。 順序立てて説明すると、こういうことです。 1. オダジマは紙の新聞を取っていなかった。 2. その話を聞いて、編集部のY氏は驚愕(たぶん)した。 3. で、Y氏は、「購読料はうちで負担しますので」と言いつつ、日経済新聞の購読を強力に推薦した。「ネタになる用語を探すためにも有効なはずですから」と。 4. 「タダなら」ぐらいの気持ちで、オダジマは、新聞の宅配を了承した。 まず、(1)についてだが、事実、私は、この十年ほど、紙の新聞を読んでいなかった。 きっかけは単純で、今住んでいるマンションに引っ越して来た折、新聞販売店の勧誘があんまりしつこかったので、ヘソを曲げたのだ。で、販売店の人間に、「新聞は読まない。二度と来ないでくれ」と宣言して以来、ヘソを曲げっぱなしにしていた

    新聞は「捨てるため」にある:日経ビジネスオンライン
  • 心も職場も変える2つの「セルフトーク」:日経ビジネスオンライン

    「セルフトーク」をご存知でしょうか? 「セルフ」は“自分”。「トーク」は“対話”。つまり、自分の中で行われている“おしゃべり”のことを指します。 例えば、ゴルフで、このパットを沈めれば初の80台というとき、自分の内側で声が聞こえる。「せっかくここまで調子よく来たけれど、これで入らなかったら台無しだ。結構難しい距離だよな」。この声の影響で、腕の筋肉は堅くなり、結果、打ったボールはカップの手前で止まってしまう……。 例えば、部署の会議で報告をするとき、心の中でもう一人の自分がささやく。「なんか雰囲気重いな。みんなちゃんと聞いてくれるだろうか。この報告の内容をきちんと理解してもらえないと、この先進めていくのが大変だぞ」。自分の中のささやきがもとで、実際に発する声は上ずり、目は泳ぎ、アピールしたい大事なポイントを十分伝えられぬまま時間切れとなってしまう……。 このように、セルフトークはパフォーマン

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    UDONCHAN
    UDONCHAN 2008/10/20
  • 【12】ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    前回 もふれた、週に20以上も放映されているテレビのクイズ番組ブームのことである。 もちろん、問題作りの苦労を除けば、制作費が比較的安く済むという局側の事情はあるだろう。しかし、私は、当の理由をジャパネットたかたの高田明社長が「大型液晶テレビ」を紹介しているコメントの中に見つけた気がしたので以下に記す。 家族だんらんのイメージを売る (あの、独特の声の調子を思い浮かべて) 「大型液晶テレビ。画面が大きいんです。画面が大きいと、家族みんなで見られるんです。皆さん! これまで小さなテレビを別々の部屋で見ていませんでしたか? この大画面液晶テレビ! 大きいですから居間に置きますね。くっきりはっきり大型、大画面液晶(高田社長はあえて同じ言葉を何度も繰り返すのが特徴)。家族みんなで見たいですね。お父さんも、お母さんも、お子さんたちも、おじいちゃんも、おばあちゃんも。どうです。家族が一つになって、

  • 「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    学生時代、はじめてのバイト代でコンポを買った。声に魅せられて岩崎宏美、アイドルだったら松伊代、そのうち洋楽も聴き始め、ウォークマンで持ち歩き、クルマを買ったらカーステで…そんな自分だったのに、いつの頃からか、聴きたい音楽がすっかりなくなってしまった40代男性。それがわたくし。 テレビ音楽番組でかかるのは、なんだか独りよがりの曲ばかりに聞こえるし、家族ができると、自分が好きな曲よりまずは子供の童謡だ。今、自分が聴きたい曲はどこに、いや、そもそもあるんだろうか。あるなら、どこで探せばいいんだろうか。 「これじゃあ、音楽産業が元気ないのも無理ないな。そもそも『J-POP』なんて言い出した頃から、俺たち聴きたい曲がなくなってきたんだよ! ヘタウマとか、どこかの洋楽のパクリとか、自分の小さな幸せとか、なんだかそんな曲ばかりじゃないの?」…と、思っている方、私以外にもいらっしゃいませんか。 ところ

    「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」:NBonline(日経ビジネス オンライン)