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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (9)

  • 六本木で赤い公園を観てきた。 - hiroyukikojima’s blog

    今日は、六木EXシアターで、赤い公園のライブを観てきた。 もう、今年、何回目だろう、赤い公園を観るのは。 恵比寿、原宿、六木、渋谷と来たので、これで5回目だろう。 一つのバンドを追いかけ続けたのは久々のことだ。 原宿で観たときには、(メインじゃないとはいえ)たったの100人程度のキャパだったのに、 今日はソールドアウトだったので、1700人ぐらいのキャパ。 あれよあれよ、という間に客数がふくれあがり、目の前でブレイクしてくのを目撃したのは、 ストレイテナー以来、久々のことだ。しかも、今日のMCによると、コピバンを含めて まだたった5年のキャリアというから驚く。 今日のライブは、新譜『猛烈リトミック』を全曲やった。このアルバムは、日レコード大賞の 最優秀アルバム賞を受賞した。当然の出来だけど、嬉しい。津野さんが、客に向かって、 「ニッポンが、お前らと同じ方向を向いた」というようなことを

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    UDONCHAN
    UDONCHAN 2014/11/24
  • 楕円曲線のお勉強によい本 - hiroyukikojima’s blog

    最近、楕円曲線の理論を解説している数学書をいろいろ読んでいるのだけど、出色のがあったので紹介しようと思う。それは、シルバーマン&テイト『楕円曲線論入門』足立恒雄・他訳(丸善出版)だ。とは言っても、きちんと読んだのは、まだ第1章だけで、あとはざっと眺めただけなのだが、それでもはっきり、「すばらしい」だと評価できる。 楕円曲線論入門 作者: J. H.シルヴァーマン,J.テイト,Joseph H. Silverman,John Tate,足立恒雄,木田雅成,小松啓一,田谷久雄出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2012/08/25メディア: 単行この商品を含むブログを見る 楕円曲線というのは、高校で教わる「楕円」とは異なることに注意しよう。楕円曲線は、(yの2乗)=(xの3次多項式)という方程式で定義される曲線であり、楕円(a(xの2乗)+b(yの2乗)=定数で定義される)とは全く異な

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    UDONCHAN 2014/08/27
  • 赤い公園のライブのこと、森内二冠の就位式のこと - hiroyukikojima’s blog

    先週は、ぼくにとって楽しみなイベントが二つあった。一つは、バンド・赤い公園の出演するライブ、もう一つは、森内俊之二冠の竜王就位式であった。 「赤い公園」というガールズバンドに惚れ込んでしまったことは、前回(三角関数も進化する - hiroyukikojimaの日記)書いた。その赤い公園が出演するということで、先週の金曜日に六木に新しくできたEXシアターというところで開催されるガールズバンドのライブを観に行ったのであった。 そのライブの出演者は、赤い公園以外は、「ねごと」と「スキャンダル」だ。 ねごとは、デビュー盤がすごく好きだったので、一度ライブを観てみたいと思っていたバンドだ。そして、スキャンダルは、男なら文句なく誰だってみたいバンドである。もちろん、ぼくもその例外ではない。したがって、この3バンドの組み合わせは、ぼくにとって、楽園のような企画なのだ。 演奏順序は、赤い公園→ねごと→ス

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    UDONCHAN 2014/02/02
    赤い講演良いよね
  • 論文投稿の道は茨の道 - hiroyukikojima’s blog

    先日、2年ぶりに、共著論文が査読付き英文ジャーナルに採択された。Theory and Decisionという経済学のジャーナルで、このランクのジャーナルにはとても無理な出来映えだと思っていたから、意外だったし、嬉しかった。この論文は、ぼくの博士論文に収録されている4つの論文の冒頭のものを発展させたもので、その冒頭の論文はそのあとの3の梶井さん(京都大学)、宇井さん(現・一橋大学)との共著論文の大となる論文だった。梶井さん、宇井さんとの3の論文は、すでに査読付き英文ジャーナル(とproceedings)に掲載されているので、これで博士論文の4の論文すべてが査読付きに採択されたことになる。2005年頃からやっていた研究だったので、長い道だった。 今回の論文のテーマは、最近出した新著『数学的決断の技術〜やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法』朝日新書のテーマと同じ、意思決定理論(D

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    UDONCHAN 2013/12/21
  • 数学って「思想」なんだよな - hiroyukikojima’s blog

    最近、代数幾何を勉強し始めた。来年出す新書の準備の一環としての勉強だ。 代数幾何というのは、多変数の多項式の解(零点)の点集合(放物線とか、円とか、球などの空間図形はその一種)の性質を分析する分野のことだ。高校で教わる「代数・幾何」を化け物のようにしたような分野だと思えばいい。(間に「・」があるかないかで雲泥の差なのだ)。 実は、ぼくは昔、数学科に在籍したときは、代数幾何が専攻だった。数論を専攻したかったのだけど、成績が悪くて希望のゼミに入れなくて、同級生の「数論をやるなら代数幾何は勉強しておいたほうがいいよ」という一言で、代数幾何のゼミに入れてもらうことにしたのだ。でも、そのゼミでは、代数幾何をほとんど勉強しないまま終わった。ゼミのときは毎週、準備してきたことが10分で先生に撃墜されて、残りの時間はずっとお説教をされていたからだ。(読者に優しい数学書を書く技術 - hiroyukikoj

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    UDONCHAN 2012/12/28
  • ガロア生誕200年 - hiroyukikojima’s blog

    ブログを書かないでいるうちに、もう一か月も経ってしもうた。 その間に、YUIのライブのチケットを手に入れたり、彼女の新譜を買ったり、やくしまるさんの「ノルニル/少年よ我に帰れ」を聴き狂ったりはしてたんだが、これといってブログに書くことがなかったので、空白になってしまったのだ。しかし、このままでは10月が何も書かないまま終わってしまうので、無理にでも書こうと思う。 実は、昨日、ぼくの写真が、なんと! 新聞の朝刊の一面を飾ってしまった! でかいポイントで名前の入った記事だ。これが普通の新聞だったら大変なことだ。そんなのは、総理大臣か犯罪者くらいしかおるまいて。もちろん、ふつうの新聞じゃあない。朝日小学生新聞というのの朝刊の紙面だ。しかし、考えようによっては、これはとてつもなくインパクトなできごとじゃぞ。だって、毎朝、小学生向けの新聞を読んでる小学生に、どでかい記事で名前を知ってもらったわけだか

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    UDONCHAN 2011/11/03
  • バンド不完全性定理を構想する。 - hiroyukikojima’s blog

    (追記:1012年5月21日) 数理論理学者の古森雄一先生からコメントをいただき、少し加筆した(赤字の部分)。詳しくは、ロックバンドZFC48を構想する! - hiroyukikojimaの日記 とにかく、最近もう、あれだ、やくしまるえつこに完全にはまっている。いや、はめられている、というほうが正しいかもしれない。 4枚のソロシングルをいっぺんに買ってしまったが、すべてが傑作だった。タイトルからしてすごすぎる。「おやすみパラドックス」「COSMOS vs ALIAN」「ルル/ときめきハッカー」「ヴィーナスとジーザス」だもの。 ウィキペによると、スチャダラパーのBOSE氏が、「気がついている人も多いと思うが、世界は去年ぐらいから完全に、 やくしまるさんを中心に回り始めている。」と語ったそうだが、ぼくなんか、彼女のまわりをまわっているどころか、そのブラックホールに落ちたまま出てこれない状態だ。

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    UDONCHAN 2011/07/10
  • 「7の倍数」の判定法 - hiroyukikojimaの日記

    家族旅行に行ったとき、息子と温泉に入る機会があり、ぼくが下駄箱の番号を吟味しているのを目撃した息子が理由を尋ねるので、「パパは子どもの頃から素数の番号に入れるようにしている」と答えた。そんな話になった経緯があったので、温泉を出るときに、息子といっしょにロッカーの番号を1つずつ見ながら、「100までの素数」をすべて確認する作業を行った。もちろん、ぼくは昔、整数論研究者を志したぐらいなので100までの素数くらい暗記しているから、息子が結論を出すのをじっくり待ったので、とても時間がかかった。 小学生の息子は、倍数判定法について、2,3,4,5,8,9については知っていたが、「7の倍数の判定法ってあるの?」と聞くので、そういえばあったな、と思い出してみた。結論からいうと、「十の位以上と一の位を切り離し、前者から後者の2倍を引く。この操作を繰り返して、2桁か1桁になって、それが7の倍数なら元の数も7

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  • 背理法を使うとき忘れてはならないこと - hiroyukikojima’s blog

    週刊東洋経済の9月1日号に載る(はずの)原稿を書き終えた。 その中に、キドランドとプレスコットがノーベル賞を受賞することとなった「動学的不整合性理論」の解説を書いた。(この理論については、週刊東洋経済9月1日発売号をちゃんと買って読んでくださいな)。そこで実は、筆がすべって、よせばいいのに、ちょっと「リフレ派」批判的なニュアンスを書いてしまった。打ち合わせをしているとき、編集者がどうしても書かせたいらしく、何度も焚きつけるので、ついついその尻馬に乗ってしまった、というのが正直なところだ。 「リフレ政策」というのは、不況のときに、中央銀行が「ある目標のパーセントのインフレになるまでは断固貨幣供給を続ける」とコミットして、人々に「インフレになるならモノを買わなきゃ」と決意させて、消費を刺激し、景気回復をはかる政策のことで、「インフレターゲット論」とも呼ばれる。(もちろん、高すぎるインフレ率を下

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