アメリカのことし7月から9月までのGDP=国内総生産が26日に発表されます。市場では5期連続のプラス成長になるという見方が広がっていて、高い金利水準のもとでもアメリカ経済の堅調さが示される形になりそうです。 アメリカの7月から先月までのGDPは日本時間の26日午後9時半に発表されます。市場の予測では、前の3か月と比べた実質の伸び率は、年率に換算してプラス4.5%程度となっていて、5期連続のプラス成長になるとの見方が広がっています。 前の3か月の伸び率のプラス2.1%から拡大し、高い金利水準のもとでも経済の堅調さが示される形になりそうです。 要因について「バンク・オブ・アメリカ」のアディチャ・バベ シニアエコノミストは、9月の小売業の売上高が6か月連続で前の月を上回るなど個人消費が好調なことや、半導体などにおける政府の巨額の財政支出を受けて、企業の設備投資が増加したことなどを指摘しています。