環境Eco選書1「日本の昆虫の衰亡と保護」 監修:石井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科) A5判 328頁 定価:本体3,333円+税 ISBN978-4-8326-0721-7 (「はじめに」より)本書は,このような昆虫類の生息の現状を広く伝え,日本の自然の状況や今後の昆虫類の保全のあり方について考える機会を提供することを意図して企画された。全体を3部構成とし,第1部では,日本の昆虫の現状と保全について包括的な視点から概説した。第2部では,特定の種や種群の昆虫を対象に,生息の現状や生息場所の保全について報告や提言を行った。第3部では,近年,顕在化した温暖化や化学物質,外来生物,野生獣の増加などの昆虫類への影響について解説した。 【本書の目次】 ●I-1.レッドデータブックからみた日本の昆虫の衰退と危機要因(石井 実)/2.日本のチョウ類の衰亡と保全(中村康弘)/3.日本のクワガ