映像の世紀バタフライエフェクト「朝鮮戦争 そして核がばらまかれた」を視聴しました。朝鮮戦争を皮切りに大国の指導者が核保有の誘惑に取りつかれ、今や世界中に核がばらまかれてしまった、という話です。メインテーマは核なんですけど、別の面で少々考えさせられました。この戦争によって日本の立ち位置が決まり、今に至るまで変わっていないんだな、という点です。 朝鮮戦争の始まりは北朝鮮の韓国侵攻です。韓国は国連軍の支援を受けて応戦しましたがクソ弱く、国土の大半を失いかけました。国連軍の司令官はかの有名なマッカーサー。彼は戦局打開のために核兵器の大量使用を主張します。これに対し、北朝鮮を支援する旧ソ連や中国も核装備を図ります。 そうして核が拡がっていってしまうんですけど、連合軍は一方で日本の体制を一変させます。GHQは戦後、日本の右翼を封じ込めていました。しかし朝鮮戦争を期に、今度は逆に左翼を封じ込める方針に変