日本マイクロソフトは2012年6月8日、米国で6月6日に発表したクラウドサービス「Windows Azure」の機能拡張について説明会を実施した。新しい仮想マシンサービス(IaaS)では、OSとしてWindowsのほか、Linuxも提供(写真1)。今年夏から秋に開始する正式サービスでは、Windowsが10.06円/時であるのに対し、Linuxが7.43円/時と26%安価にする予定だ(マシンが共有型で、CPUが1.6GHz、メモリーが1.75Gバイト、ディスクが225Gバイトの場合)。6月6日に開始したプレビューサービスでは、どちらも7円/時である。 提供するLinuxは、CentOS 6.2、Ubuntu Server 12.04 LTS、OpenSUSE 12.1、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2の4種類。どれも、Linuxディストリビューションを