Intel TBB(Threading Building Blocks)およびMicrosoft PPL(Parallel Pattern Library)と、タスク内からのブロッキングAPI呼び出しに関するメモ。 まとめ: TBBのスケジューラは協調的マルチタスクを行うため、タスク内から長期間ブロックする処理を呼び出すべきでない。(他タスクをスケジュールすることができず、CPUリソースの利用効率が悪化する。) PPL/ConcRT*1ではユーザモードスケジューラ(UMS; User-Mode Scheduler)スレッドが利用でき、タスク内からブロッキングAPI呼び出しを行ってもCPU利用効率が低下しない。(ConcRTでは協調ブロッキング機能を提供するため、ブロック中は他タスクがスケジューリングされる。)ただし、UMSはWindows Server 2008 R2 または Window