世界的なサイバー犯罪組織が、銀行のデータベースから盗み出したカード情報を使い、世界各国のATMから計約4,500万ドルを引き出したそうだ。米司法省は9日、ニューヨーク市での実行犯とみられる容疑者8名を起訴したと発表した(プレスリリース、 ロイターの記事、 The New York Timesの記事、 本家/.)。 この犯罪組織は中東の銀行のデータベースに侵入してプリペイドデビットカードの情報を盗み出したうえ、カードの引き出し限度額を操作。カード情報をコピーした磁気ストライプカードを使用して、27か国のATM数千台から現金を引き出したという。犯行は昨年12月と今年2月に行われ、2月には約10時間で24か国のATMから36,000回の引き出しがあり、計4,000万ドルが盗まれたとのこと。The New York Timesの記事によると、日本でも約1,000万ドルが引き出されたそうだ。記事では