株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 今日はごく基本的な事柄の確認ということで記します。 水関連のビジネスは世界で見れば100兆円以上の規模があります。市場規模を説明する際によく使われるチャートでは、数字を単純化して、水処理膜やポンプ等の機材・素材関連が1兆円、上下水道や海水淡水化のプラント建設市場が10兆円、われわれが日頃お世話になっている上水道や下水道のサービス市場が100兆円とうたっています。なおこれは2025年の予測値です。端的に言って、向き合う顧客の数が多くなれば、それに応じて市場規模も拡大するということでしょう。 上下水道のサービスは世界で見れば何十億人の顧客を相手にすることになり、各世帯か