Googleは、ソーラー技術の自社開発を打ち切ったものの、ソーラー発電分野への投資は続けている。 Googleで財務役補佐を務めるAxel Martinez氏は米国時間12月20日、プライベートエクイティ企業KKRもかかわる太陽光発電の商業プロジェクト4件に9400万ドルを投資することを明らかにした。 プロジェクト自体の運営は、商用や公共の太陽光発電プロジェクトを専門とするRecurrent Energyが行う。88メガワットの発電能力を備え、年間約16万ワット時(1万3000世帯分に相当)の電気を発電する予定だ。 これらのソーラーファームは、サクラメント電力公社の電力網に電気を供給することになる。同公社は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を導入している。FITは再生可能エネルギーの事業者に従来の電源種から発電された電気より高い料金を支払うもので、欧州で採用されているモデル