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Besser Lebenに関するUnimmoのブックマーク (3)

  • 覚え書き:なぜ功利主義者がいないと動物の権利は発見されなかったか - 道徳的動物日記

    動物の解放 改訂版 作者:ピーター シンガー 発売日: 2011/05/20 メディア: 単行 某所の連載で動物倫理についても何回か書くことになりそうなので、ピーター・シンガーの『動物の解放』を久しぶりに読み直している。 『動物の解放』では『実践の倫理』ほどに倫理学的な議論が詳細に行われているわけではないが、動物倫理の問題について語るうえで必要となるポイントは、第一章でばっちりと示されている。シンガーの主張の根幹である「利益に対する平等な配慮」の原理についても説明されているし。 そして、改めて読んでいて思ったのだが、以下の箇所はとくに重要だ。 多くの哲学者や著述家たちが、基的な道徳原則として、なんらかの形で、利益に対する同等の配慮という原則を提唱してきた。しかしこの原則が私たちの種に対してと同様に他の種の成員にも適用されるということを認識した人は多くはなかった。ジェレミー・ベンサムは、

    覚え書き:なぜ功利主義者がいないと動物の権利は発見されなかったか - 道徳的動物日記
  • 二月の振り返り - イデアの昼と夜

    次回からは別の主題に移ることとして、今回の記事では、二月の歩みを振り返っておくことにしたい。 二月前半の探求では、実存の来性としての聞くことの取り戻しを可能にする根拠を求めて、信じるという契機の分析を行った。他者への信は人間にとって、一箇の実存論的アプリオリを構成するものである。このアプリオリは、差し当たりたいていの状態においては当人には意識されていないけれども、それにも関わらず常にすでに深いところから生を構造化しているものであると言うことができる。 後半では、他者への信の派生態として、「公衆が真理を語る」という、現代世界における信の一般的な構造を取り扱ったが、その過程で、人間と公共性の間に存在する一筋縄ではゆかない関係を明るみにもたらすのでなければ、実存する人間の来性に到達する通路も塞ぎ立てられたままであるという事情が見えてきた。三月には、筆者の哲学の根的立場をより堅固に定めるとい

    二月の振り返り - イデアの昼と夜
  • 探求の暫定的な結論 - イデアの昼と夜

    そろそろ、昨年の十月末から始めた探求に一区切りをつけることにしたい。私たちははじめに、次のような問いを立てた。 問い: わたしは他者について、何を知りうるか?そして、その他者といかにして関わるべきか? 問いの前半部「わたしは他者について、何を知りうるか?」については、私たちは今や、次のように答えることができそうである。 問いへの答え: 認識の主体であるわたしは事実的な与えによって、他者の真理を、すなわち、他者自身がそうある通りの他者の姿を知ることを希望することができる。 他者であるあなたが認識の主体であるわたしの意識を超絶していることを考えるとき、このような認識が事実として与えられるというイデーは、何か真に驚くべきことを、モナドとしてのわたしの孤絶をも打ち破るような形而上学的驚異の可能性を示唆するものであるように思われる。 十二月から二月までの探求で追い求めたのは、このような出来事が生起す

    探求の暫定的な結論 - イデアの昼と夜
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