川崎中1殺害、遺体発見から1カ月 「たとえ献花がなくなっても、手を合わせ続ける」 産経新聞 3月20日(金)10時30分配信 川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)が遺体で発見されてから1カ月となった20日、現場の一角の河川敷は「君を忘れないよ」などと書かれたメッセージカードや千羽鶴、バスケットボールやお菓子であふれ、この日も献花や手を合わせに訪れる人が絶えなかった。 近くに住む会社員の若林喜市さん(76)は「上村君の悔しさを思うとやりきれない。たとえ献花がなくなっても、手を合わせ続ける」と話した。横浜市鶴見区の総持寺から訪れた僧侶の男性(52)は花を供えると、「このような痛ましいことが起きないよう、皆で努力してよりよい社会を作っていかなければならない」と力を込めた。