滋賀県大津市の中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月に自殺した問題で、大津市は13日、学校側が実施したアンケート結果の概要を市議会の教育厚生常任委員会で公表した。概要は市議のほか、傍聴人にも配布された。自治体が内部資料を傍聴人に提供するのは極めて異例だ。概要には、生徒が亡くなる前日、加害生徒に「僕、死にます」と連絡していた記述もあるなど、生々しい告白が並んでいた。また、同校の希望する保護者にも、この日から配布を始めた。 公表されたアンケート結果は、男子生徒が自殺した昨年10月の1回目と、同年11月に実施した2回目の両方。1回目には「(体育大会で)はちまきで首を絞められているのを見た」「死んだハチを食べさせていた」などの証言が15枚、計30ページ分にわたってズラリと列挙されていた。 毎日のように殴られ、紙やカエルを食べさせられたり、万引きをさせられたり…と胸の痛むような生徒たちの告