ブックマーク / www.yhlee.org (3)

  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 逸脱者へのペナルティー

    _ [社会]逸脱者へのペナルティー実際のところ、夫婦別姓を選べる規定を民法に盛り込んだところで、男女同権だの、家族の一体感だの、別姓選択可能法案(長いし、見かけない言い方だが、「別姓法案」というと「同姓か別姓か」という二項対立の印象を与えてしまうので、あえてこう書く)に賛成反対の双方が持ち出している論点には、あまり大きな影響はないんじゃないかと思う。別姓が選択可能になったら、実際に別姓にしたいと答えている人は、大体1割くらい、というアンケート結果を以前見たことがあるが、実感としてもだいたいそんなところだろう。1割という数字が社会に与える影響はもちろん無視できないが、短いスパンで大きく変わるという数字でもない。 別姓選択可能法案の持つ当の意味は、実は社会的規範の逸脱者へのペナルティーがひとつ減る、というところにある。 民法で夫婦どちらかの姓を選ぶ、ということになっていても、実際には男性の姓

    Utasinai
    Utasinai 2012/03/18
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - バッシングの構造

    _ [社会]バッシングの構造「農業やりたくない」 就職拒否のミャンマー難民夫婦が会見 - MSN産経ニュース 「(農作業は)大変だった。農業はやりたくない」/農作業が早朝から長時間におよび、暑いビニールハウス内で作業する大変さを説明。長男(16)が通っていた夜間中学が遠く、帰りが遅くなることから通学を断念したとも明らかにした。 上にリンクしたニュースを読んで、たいていの人が感じることは「農作業なんて大変に決まってるじゃないか。日に来ればぜいたくできると思って、甘い考えで来たんだろう。おれだって、毎日朝から遅くまで働いていて、子供も遠くの塾まで通って遅くまで勉強してるんだ。甘ったれるんじゃない」というあたりだろうか。 というか、明らかに上のような反応を狙って書いた記事だと思う。発表された内容のうち、この難民の家族に悪意を持って上手に切り取ると、上のような記事ができあがる。そういう意味ではよ

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    Utasinai 2011/09/30
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 上見る下見る

    _ [311]上見る下見る地震後の生活について語るとき、「被災地の方に比べればこのくらいなんでもないんですが」と付け加えるのが、お約束のようになっている。 まったくそのとおりで、わたし自身もそのように感じている。毎日明るい場所で温かいべ物を好きなだけべ、お酒を飲み、暖かいベッドで眠っているのである。プライバシーもある。仕事もある。この先どうやって生活していくのかという不安に押しつぶされることもない。なにより、家族みんなが元気でそばにいる。 被災した方たちは、これらのものを一瞬にして奪い去られてしまったのだ。 わたしが被っている多少の困難は、ガソリンがなくてバスや自転車を使って、いつもより時間と労力をかけて移動したり、計画停電に振り回されて仕事に支障をきたしたり、という程度のことで、困難というより不便という程度である。いくらでも笑ってやりすごすことができる。 しかし、被災者のつらさに感情

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    Utasinai 2011/03/28
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