米Apple(アップル)が2014年9月19日に発売した新型スマートフォン(スマホ)「iPhone 6」「同6 Plus」。従来機より画面が大型化した新モデルは、発売からわずか3日間で合計1000万台以上を売り上げるなど、好調な出足を見せている。しかし、画面サイズ以外には、「ハードウエアの面で大きな変化はない」との見方もある。本当にそうなのか――。日経エレクトロニクス編集部は早速、最新モデルをゲットし、技術者の協力を得ながら分解。iPhone 6/6 Plusと同じAl(アルミニウム)合金製筐体(きょうたい)を採用したiPhone 5sと比較しながら、改善点とAppleの狙いをひも解いた。