口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)とは、先天性異常の一つであり、軟口蓋あるいは硬口蓋またはその両方が閉鎖しない状態の口蓋裂と、口唇の一部に裂け目が現れる状態の口唇裂(唇裂)の総称。症状によって口唇裂、兎唇(上唇裂)、口蓋裂などと呼ぶ。俗語では「ミツクチ」「兎口」などと呼ばれた。 口唇口蓋裂の有病率は日本では出生500人あたり1人程度[1][2]。有病率は人種によって異なる。古くは外科手術も発展しておらず成人しても裂け目が残っているケースもあったが、後に治療法が確立し、ほとんどが外科手術により治療可能で治療痕も目立たなくなっている。(参考: #治療、#グループごとの有病率) 口唇裂[編集] 口唇の一部に裂け目が現れる奇形を口唇裂、唇裂と呼ぶ。 種類[編集] 口唇裂は、鼻まで達する完全口唇裂、達しない不完全口唇裂、他に片側性・両側性の場合がある[3]。また、軽微な口唇裂を痕跡唇裂と言う。痕跡唇
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