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ブックマーク / www.horagai.com (2)

  • Literary Homepage HORAGAI

    「ほら貝blog」 10月11日 「プレステージ」 宿命のライバル関係にある二人のマジシャン、ロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とアルフレッド・ボーデン(クルスチャン・ベール)の相克を描いた奇作。 冒頭、ボーデンが舞台の地下に駆けこむと、アンジャーが密閉された水槽の中でもがき絶命し、その場にいあわせたボーデンが殺人罪で逮捕される。外連味たっぷりの出だしだが、凶器となった水槽は無名時代のボーデンが脱出マジックでアンジャーのを事故死させたいわくつきのものだとわかる。事故以来、二人はことごとにいがみあい、憎しみが憎しみを呼んで、抜き差しならない関係になる。 出だしがすごすぎて、対立がエスカレートする部分が中だるみ気味だが、後半、盛りかえしてくる。ニコラ・テスラが登場した時点で並の終わり方はしないだろうと思ったが、まさかそんな結末にはしないだろうと思った通りの結末になり唖然とした。 こ

  • Literary Homepage HORAGAI(ほら貝) 加藤弘一

    Nov14 今さらだが、melma!で「記号学を探して」というメールマガジンをはじめた。 載せるのは「記号学を探して」と同じ文章だが、配信は一週間後にした。こちらにアップロードして一週間ぐらいはあちこちいじるので、文が安定していないからだ。 同じ内容をメルマガで配信するのは、週刊という縛りをかけて締切を作るためである。締切がないと書く気になれないのだ。 KindleでハヤカワSF文庫がセール中だ。55%offは大きいので、『ヴァリス』三部作を購入した。 『ヴァリス』 『聖なる侵入』 『ティモシー・アーチャーの転生』 創元で出ていた時は大滝啓裕訳だったが、山形浩生の新訳に変わっていた。両氏ともあまりディックという感じがしないが。 創元で出ていたディックが軒並みハヤカワに移っている。『ヴァリス』三部作は新訳だが、他は元の訳者のままだ。創元は翻訳SFの看板をおろすつもりなのだろうか。 おっと、

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