福島第一原発は本当に大丈夫か- 3月11日の東北関東大震災と大津波による被災、それに起因する原発事故の発生いらい、報道されるニュースに目を凝らし、関連記事や資料を読み漁るなど原発と原子力に関するにわか勉強を始めた。 今朝(3月29日)の朝刊各紙は、福島第一原発1号機~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」に汚染水が相当量溜まり、しかも高い数値の放射線量が検出された、との東京電力の発表を報道している。同時に、福島第一原発の敷地内土壌から極めて毒性の強い放射線物質であるプルトニウムが検出された、とも書いている。 報道に接して、一層深刻な事態に発展しているのでは、と強く危惧する。トレンチの汚染水は満水状態で、今にも海へと流れ出さんとしている。速やかな除去が必要だが、その作業方法はあるのか、そもそもトレンチへの汚染水流入の原因は何か、原子炉格納容器に損傷が生じているのではないか、など疑問は尽きな