奈良県の橿原市議会で、自民党所属の議員2人は、市の職員に暴言や恫喝などのパワハラを行ったと指摘されました。その内容とは…。 1325年前の12月6日、藤原京に都が移されたことにちなんで、議員らが、古代衣裳を身にまとい出席した橿原市議会。 【高橋圭一議員】 「議長、問責決議案の動議を出させていただきます」 そこに突如提出されたのは、自民党所属の樫本利明議員(78)と佐藤太郎議員(41)に対する「問責決議案」です。 市民オンブズマンなどによると、今年10月、樫本議員は、市の職員に対して人事権はないにも関わらず、「おまえを飛ばしたるぞ」と怒鳴ったということです。 また、佐藤議員は、11月12日、自民党が推薦し、当選した亀田忠彦市長が、初登庁する際、一部の職員にバンザイを強要したとされています。 両議員は、パワハラ行為の一部について否定していますが、暴言や恫喝などがあったとみられるとして「問責決議