“誠実 私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。“ (デジタル大辞泉より) 他者や物事に接するとき、自身の私利私欲にもとづいて損得を優先させる思考や行動は「誠実」とは言えない、と一般的には考えられています。 「真心」という言葉が用いられているように、偽りのない本心で人や物事に接し、自身の損得を超えた判断ができること、相手や周囲の状況を優先して考えられること——。これが一般的な意味での「誠実」にあたると言えるでしょう。 一方で、「誠実な人」へのイメージは多様で、かつ曖昧性がある 一方、周りの人に「誠実な人のイメージはどんなものか?」について聞くと、実に多様な解答が返ってきます。 「まじめに仕事に取り組む人」「相手を傷つけないように気遣いをする人」「時間や約束を守る人」「相談に乗ってくれる人」、それから「無駄遣いをしない人」といった点を挙げた人もいました。 このよ
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