2011年に、スペインの養鶏場からニワトリをレスキューしたマリア・ゴンザレス・ソラ氏。彼女が属する世界的なオープン・レスキュー団体「アニマル・イクオリティ」は、ほかの団体と違って自分たちの正体を明かして活動している。(PHOTOGRAPH BY JO-ANNE MCARTHUR, WE ANIMALS MEDIA) 2017年3月、世界的な豚肉生産業者スミスフィールド・フーズが所有する米ユタ州のサークル・フォー・ファーム養豚場に、5人の動物保護活動家が侵入し、2匹の子ブタを持ち去った。 5人はカメラに向かって本名を名乗り、一部始終を撮影した動画をインターネットで公開した。 後に「リリー」と「リジー」と名付けられた2匹は、病気にかかり、低体重だったと、活動家の一人ウェイン・シァン氏は主張した。しかしその後5人は、不法侵入および窃盗の罪で起訴された。一部報道によると、そのうち2人は最高で60年