ウイルス対策ベンダーSophosが「Windows Vista」の複数の脆弱性について警告を発した。Vistaの完成版が正式に発表されてから初めてのものと思われる。 Sophosによると、Vistaは既に広く出回っているマルウェア3種類に対して脆弱であるという。これらのマルウェアのうち2種類は2004年から存在するものだ。 SophosがVistaで実行できたとする3種類のワームは、Sophosの呼び名では「Stratio-Zip」「Netsky-D」「MyDoom-O」となっている。 同社によれば、これら3種類のプログラムは現在出回っているマルウェアの39.7%を占めるという。MyDoomとNetskyの亜種に相当する2種類は2004年に発見されている。 Sophosによると、これらのマルウェアの影響を受けるのは、Vista上でサードパーティー製の電子メールクライアントを稼働している場合
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