菅総務相が、NHKに拉致問題について「命令放送」を行わせると発言したことが波紋を呼んでいる。メディア各社は「政府の介入を許すな」などと論じているが、どうも基本的な事実関係がよく理解されていないのではないか。 まず命令放送は、今度初めて行うものではなく、毎年4月に総務省からNHKに「国際放送実施命令」が出される。これは国際放送が政府の補助金を受ける半国営放送である以上、当たり前だ。税金だけ出して口を出さないのでは、納税者に申し訳が立たない。朝日新聞によれば、今年の命令書交付のときも、総務省から口頭で、拉致問題を重点的に扱うよう要請があったという。今度の菅氏の話も、この命令を明文化するだけの話だ。 新聞記者は、普段はNHKに政府からの介入がないと思っているのかもしれないが、少なくとも私の勤務していたころは、当時の会長室(今の総合企画室)には郵政省と直通のホットラインがあり、日常的に郵政省か
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2006年10月06日 (金)ブログツール「NHK時計」 あなたは、「NHK時計」をご存知ですか? NHK時計というのは、テレビ放送で、長年、時刻を表示してきたあの「時計」のことです。 NHK放送博物館によると、この時計は、昭和43年ごろから平成3年ごろまで使われており、午前7時、正午、午後7時などの正時少し前に、テレビ画面に登場していました。 実物のこの時計は、名刺よりもふたまわり大きいサイズで、針もちゃんと動く「本物の時計」です。 現在も、NHK放送博物館で「テレビ画面時計」という名称で展示されています。 ブログツール「NHK時計」は、この「テレビ画面時計」を忠実に再現したもので、あなたのブログに貼り付けることができます。 お使いのブログシステムにあわせて、2種類のサイズ(横幅150ピクセルと210ピクセル)をご用意していま
■・・・支払督促を使って何をしようとしているの? NHKは、強引な手段で、合法ではありますが脅迫とも取れる支払督促を活用し、強引に受信料を徴収しようとしています。まず、なぜ不払いがおきているのか、その点をNHKは真摯に考えなければならないのではないでしょうか? 不正流用の問題、政治介入の問題など、NHKはその全貌を明らかにしきれていないと思います。 特に、政治介入問題、番組不正改ざん問題は、NHK側はまともな答弁をしていません。 この問題を国民のまえに明らかにし、その上で受信料の支払を「お願いする」のが筋ではないでしょうか? 支払督促を活用しても、その内容を理解している人はそれなりの対処が出来ると思いますが、理解できていない或いは支払督促制度の知識に乏しい人は、ビックリして払ってしまうことでしょう。 NHKはここを狙っているのではないでしょうか? 結局、知識に乏しい人や、老人や、或いは弱い
You are about to permanently delete this entry. When you delete an entry, you also delete any comments and trackbacks associated with it. This action cannot be undone. Delete|Cancel 6月20日に日本放送協会殿(NHK)から、「改革提案に関するNHK見解」という報道資料が配布され、NHKのニュースでも取上げておられました。そのNHK見解が問題の本質に触れることなく,批判を拒絶し、NHKニュースその他で問題をすり替えて社会にどのような予見を与えているかを順次明らかにしたいと思います。 (1) 経営委員会のあり方について 「具体的には、監督と執行の分離を明確にして、監督機能をさらに強化し、執行に適切な緊張感を持たせる
You are about to permanently delete this entry. When you delete an entry, you also delete any comments and trackbacks associated with it. This action cannot be undone. Delete|Cancel 本ブログでも取上げた「デジタル時代のNHK懇談会」が2006年6月19日に最終報告書全文をPDF形式でアップされています。その概略はこちらに掲載されていますが、是非最終報告書全文をご査読いただきたいと思います。ここに至るまでの議事録はこちらに、報告書を受けたNHK会長、橋本元一氏のコメントはこちらにあります。 こちらは、私も参加していた竹中大臣の懇談会より前からほぼ1年の間議論を尽くしたようですが、「デジタル時代のNHK懇談会」のデ
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