見どころは数えきれないほどありましたが、最終回でいきなり次の大河「どうする家康」主演・松本潤さんが演じる家康が出てきてビックリ。 実は、ボクのYouTubeの「鎌倉殿の13人撮って出し」の中で以前、思いつきで「最終回に『吾妻鏡』を読んでいる松ジュンさんが出るんじゃないか?」と話していたんです。家康が『吾妻鏡』の愛読者なのは有名ですからね。 そうしたら三谷さんから電話がかかってきて、「誰から聞きました?」と。「何のこと?」「それ当たってますんで、この発言はしばらく控えてください」と。で、ずーっと黙っていました(笑)。テキトーなことを言っていても、数打ちゃ当たるものなんですね。 大河ドラマでは描かれなかった史実 それにしても、最終回はすごかった。タイトルの“13人”が死者の"13人"でもあったとは。しかも、息子・頼家の死の真相を知った北条政子が、実の弟の主人公・義時を……という誰も想像できなか