去年くらいから「お父さんの」っていう形容詞がつくようになった。 言葉って人の感情の沸点を上げる。 自分にとって都合の良い形容詞が名詞に付くと一生モンの記憶に残る言葉に変わるんだね。 知ってたようで知らんかった。 で、長男の誕生日にもっかい聞いてみた。 口の周りに生クリームがつきまくってる長男に「いちばん好きな食べ物はなに?」って。 「おとうさんのしょうゆらーめんがいちばん好き」 これはガチで泣ける。 実際は涙を流しはしなかったけどこらえるのが本当に大変だったんだよ、ほんと。 いつか確実におふくろの味には負けるのはわかってるけれど、ひとときでも本音でそう言って貰えた嬉しさはずっと覚えてるわ、ずっとな。 お前が忘れてもな。 そしてとてつもない勇気をもらってんだぜ、お前の言葉で、俺は。 こちらがとてつもないプレゼントをもらったそんな7歳の長男の誕生日。 君の言葉は時に僕を丸裸にする。 何気なく無
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