ヘルメット状のとさかを持ったコリトサウルスは、ほかのランベオサウルスの仲間と同じように、その骨質のとさかの中にループ状の長い鼻腔を持っていた。 (Dinosaur illustration courtesy Michael Skrepnick; skull CT scans courtesy Witmer & Ridgely Ohio University ) 一部のカモノハシ恐竜には、頭部全体に広がる骨質のとさかがある。新しい調査によると、そのとさかは威嚇するような太い鳴き声を出すために使われていたのかもしれないという。 この恐竜の鼻腔を医療用スキャナで調べた結果、思春期の人間のように年をとる過程で声変わりしていたかもしれないことがわかった。また、声だけで個体を識別できたということも考えられるという。 8500万年前から6500万年前の白亜紀後期に生息していたランベオサウルスと呼ばれ