宇都宮署は23日、同市に住む職業二足歩行ロボットの本田アシモ容疑者(11)を道路交通法違反(酒気帯び運転など)の疑いで緊急逮捕した。本田容疑者は「奈良漬けを食べただけ。飲酒はしていない」と容疑を否認しているという。 宇都宮署によると、本田容疑者は職場から車で帰宅する途中の同日午後8時ごろ、自宅近くの交差点でライトバンと正面衝突。近くの通行人から通報を受けた警察官が現場に駆けつけた。 このとき同容疑者から酒のにおいがしたため、警察官が調べようとしたところ、容疑者は昨年初めて実装された時速9キロの高速駆け足歩行で逃走。すぐに追いついた警察官が本田容疑者を制止し、改めて調べたところ、呼気から基準を超えるアルコールを検出したため、道交法違反(酒気帯び運転など)の容疑で緊急逮捕した。同署では車の破損具合から、事故当時時速100キロ近くの速度が出ていたと見ている。 調べに対し、本田容疑者は飲酒について