先週末に行われた拝外主義者たちの「デモ」、そしてそれを妨害したとして逮捕された青年についての以下のエントリーに反論してみる。全体としては「デモ」主催者側を強く批判してるし、排外主義を認めるつもりなどないというのもよくわかるのだが、やはりひっかかるものがあるからだ。 良識を信じたい まず「徒党を組み、マイノリティーへのヘイトスピーチを行いながら公道を練り歩く」という行為を「非暴力のデモ」なんて呼んでいいのか? そりゃおかしくない? というのがある。確かに「実力行使」に及ばない限りは法律上は「正規の」デモなんだろうが、ヘイトスピーチを向けられた当事者にとってはほとんど物理的な暴力と同じだろう。そもそも暴力というのは相手の肉体を物理的に傷つけることを目的としてるわけじゃない。相手に恐怖を植え付けてコントロールするためにふるわれるものだろう。だとしたらこの「デモ」は目的も効果も暴力そのものではない