Webがインタラクティブになるほど,部品や画面(View)の動きの重要性が増してきています。しかし,そうした重要な「動き」の「設計図」の描き方は,まだまだ未成熟な部分が残されています。画面設計書にあたる仕様書を見るだけで,その動きを的確にとらえることは,かなり難しいと言わざるを得ません。画面設計は,未だに汎用機端末の頃の体裁を基本にしている場合が多く,書く側も読む側も,インタラクティブな画面要素の設計図としては無理を強いられている部分があります。 例えば,ボールの動きを考えてみる 例えば,ボールをA地点からB地点に移動させる,ということを考えるとします。沢山の動かし方がある訳ですが,クライアント/エンジニア/デザイナという少なくとも三者の頭の中で,その動きについての意思統一がなされていないと,大変なことが起こります。「俺はこう動くとものだと思っていたよ」という相互不理解が,開発末期に発覚し