フジロック2026最終日のヘッドライナー、マッシブ・アタック。 そのステージでは、戦場の映像や政治家たちの顔、フェイクニュースの断片が巨大なスクリーンに次々と映し出されました。 さらに、観客の顔を捉えた監視システムを思わせる演出もあり、当然そこには戦争や監視技術への強い批判があります。 ただ、ステージの最後に掲げられたのは意外な言葉でした。 「自分の感情や思考は、本当に自分のものなんだろうか?」 前提として、ステージを見て何を感じるか、何を持ち帰るかは人それぞれですし、正解があるものでもありません。 その上で僕が感じたのは、彼らが批判していたのは戦争や監視技術だけではなく「人の感情や行動を、データと技術によって外から動かせる社会」だったんじゃないか、ということです。 単に戦争反対だけなら「自分の感情や思考は、本当に自分のものなんだろうか?」というメッセージはなくても成立します。 それでも、

