※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 現在、「ドロステのはてで僕ら」という日本映画が小規模で公開されている。初めに断言しておこう、本作は全編ほぼワンカット・リアルタイム進行の映画の最高傑作であり、小さな範囲のSF映画の最高傑作であり、この世で一番面白い70分間(上映時間)であったと! (C)ヨーロッパ企画/トリウッド2020 予告編 しかも本作は、ともすれば難しくなりがちなSFギミックを扱っていながら、子どもから大人まで見る人を選ばない、「誰が見ても超面白い!」と思える内容でもあった。事実、7月現在、本作はFilmarksでは5点満点中4.1点、映画.comでは5点満点中4.3点といった高評価をマークしている。 タイトルにあるドロステとは、「同じイメージが再帰的に繰り返される視覚効果」を意味している。どのようにそのドロステの効果があらわれるのか……は劇中で丁寧な解説もさ