ブックマーク / bungeishunju.com (2)

  • 筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital

    そんな世の中にしないためには一人一人が戦わなければいけない。/文・筒井康隆(作家) 使っていた言葉が消えている今の社会 30年以上も前に出した『残像に口紅を』という私の小説が、いま話題になっているそうです。20代の若者が動画投稿サイトで話題にしたところ、急に売れ出して、4ヶ月で11万5000部も増刷されました。 4年くらい前には同志社大の後輩、タレントのカズレーザー君がテレビ番組で紹介してくれたのですが、あのときも10万部くらい売れました。若い人が紹介してくれることで、これまで僕の作品など読んだこともないような中高生が手に取ってくれていると聞きました。時代を超えて読みつがれることは、作者冥利につきますね。 この小説は日語の音が消えていく「文字落とし」という、和歌などで古来より使われている手法で書いています。「あ」という音がなくなれば「愛」という言葉は消えるし、「あなた」と呼びかけることも

    筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital
    Windfola
    Windfola 2022/01/24
  • 朝ドラ「エール」で話題の古関裕而メロディー、本当に聞くべき珍曲はこれだ!|文藝春秋digital

    ★前回の記事はこちら。 ※連載は第11回です。最初から読む方はこちら。 「ホントは、いつもこれだけをやっていられると楽しいんですけど、これはまったくの趣味ですからね(笑)。ようするに、自然保護の問題をどうのこうのとか、少女の自立がどうのこうのとかね、そういうのは一切ヌキ! もう、とにかく!!」 宮崎駿は『宮崎駿の雑想ノート』の序文において、いささか異様なテンションでこう述べている。ここでいう趣味とは、もちろん「軍事関係のこと」。宮崎駿のミリタリー趣味は、斯界でつとに有名である。 その言にたがわず、宮崎は同書で甲鉄艦や多砲塔戦車、高射砲塔、飛行艇などの漫画をこれでもかと載せるのみならず、巻末の対談では、ドイツや日の戦車について、実にマニアックな会話を繰り広げている。「ドイツ人はね、垂直におっ立てたクルップの鋼鉄で跳ね返すんだってね、ウシシシ」。 この際どい発言を思い出したのはほかでもない

    朝ドラ「エール」で話題の古関裕而メロディー、本当に聞くべき珍曲はこれだ!|文藝春秋digital
    Windfola
    Windfola 2020/10/06
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