ブックマーク / realsound.jp (11)

  • 『ルックバック』大ヒットスタートも、「ODS作品」としての公開に残る謎と疑問

    6月最終週の動員ランキングは、『それいけ!アンパンマン』シリーズの劇場版最新作『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が、オープニング3日間で動員13万7000人、興収1億7200万円をあげて初登場1位に。劇場版1作目が製作されてから35年目、35作目にしてシリーズ歴代オープニング興収更新というのは十分にニュースではあるのだが、今回は同日に公開されて、『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』を大きく上回るオープニング興収を記録した『ルックバック』を取り上げるべきだろう。 『チェンソーマン』を世に送り出した人気漫画家、藤本タツキの読み切り作品をスタジオドリアンの押山清高が監督を務めアニメーション作品化した『ルックバック』のオープニング3日間の動員は13万5000人、興収は2億2700万円。注目すべきはそのスクリーン数だ。『それいけ!アンパンマン ばいきんまんと

    『ルックバック』大ヒットスタートも、「ODS作品」としての公開に残る謎と疑問
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    Windfola 2024/07/06
  • 『ぼっち・ざ・ろっく!』結束バンドが持つ楽曲の魅力は? アニメ&ロックファンを惹きつける邦楽バンド特有の“青臭いエモさ”

    ロックは、当に死んだのか? たしかにグローバルではヒップホップの音楽売上が、ロックのそれを上回って久しい昨今、日においてもDTMソフトを活用したソロアーティストの存在が目立つ。ティーンエイジャーが最初に音楽を始めようと考えたとき、バンド以外の選択肢を選ぶことも珍しくはなくなった。 バンドシーンの勢いがやや弱まっているように感じる時代において、紛れもないロックアルバムを叩きつけたバンドがいる。昨年放映されたアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場する劇中のバンド、結束バンドだ。「陰キャならロックをやれ!」をキャッチフレーズに女子高校生がバンド活動に青春を燃やす物語の『ぼっち・ざ・ろっく!』。その主題歌や劇中歌を中心に収録されたセルフタイトルアルバム『結束バンド』は、オリコンチャートでもアルバムランキングで首位を獲得するなど大きな反響を呼んだ。もちろん、このようなセールス的な成功だけでなく、楽

    『ぼっち・ざ・ろっく!』結束バンドが持つ楽曲の魅力は? アニメ&ロックファンを惹きつける邦楽バンド特有の“青臭いエモさ”
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    Windfola 2023/05/21
    2ページ目コピペ失敗したんかな。/↑眠い時の流れ作業で、ctrl押し損ねてc→選択中文章がc→意識飛んでるので打ち損ねだけ認識して機械的に再度shift+ctrl+End,ctrl+C→cをコピペというの稀に良くある。
  • 『ラブライブ!サンシャイン!!』なぜ沼津の街に根付いた? キーパーソンに聞く、「地元」と「ファン」の蜜月関係と未来地図

    『ラブライブ!サンシャイン!!』なぜ沼津の街に根付いた? キーパーソンに聞く、「地元」と「ファン」の蜜月関係と未来地図 静岡県沼津市がアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台になった“聖地”であることはよく知られている。こうしたアニメの舞台を巡って旅行することを“聖地巡礼”というが、沼津は個人経営の店舗から大手チェーン店、そして行政をも巻き込んだ巨大なムーブメントになっており、アニメを使った町おこしの成功事例としても名高い。 こうした町おこしの成功のためには、アニメそのものが魅力的であるのはもちろん重要だが、作品の世界観を理解し、地元で意欲的に活動するキーパーソンが欠かせない。そんな一人が、沼津あげつち商店街に店舗を構える「つじ写真館」の峯知美さんである。アニメの放映開始からはや7年が経過したが、沼津では今なお作品とのコラボやイベントが継続されている。先日も、JR東海が沼津駅で大規模な

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    Windfola 2023/04/01
  • 中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」

    中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」 あらゆる大手出版社から刊行され、巨大な市場に成長しているライトノベル。メディアミックスも好調で、その勢いはとどまるところを知らない。そんなライトノベルの黎明期はいったいどのようなものだったのか。黎明期にラノベ作家としても活躍をしていた中村うさぎに今だからこそ話せるデビューまでの経緯と、当時のライトノベル界の話をじっくりとうかがった。 売れっ子ライトノベル作家であった中村うさぎ 中村といえば自身の買い物依存症から、美容整形、ホストクラブ、そして風俗とあらゆるジャンルを網羅したエッセイストとして名高く、マツコ・デラックスを発掘して芸能界進出へ導いたことでも知られるが、1990年代には『ゴクドーくん漫遊記』を筆頭にヒットを連発していた売れっ子ライトノベル作家であった。その後の活躍が有名

    中村うさぎ、ラノベ黎明期から様変わり「異世界転生」氾濫に喝「テンプレ小説ばかり、書いてて恥ずかしくないのかな」
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    Windfola 2023/03/29
    "書き手がいなかった" 適当だなあ。老舗の早川創元ソノラマ集英に加え新参の富士見大陸が参入してライトFTの出版ラッシュは始まってた時期なんだが。  https://ranobe-mori.net/db/release/1991
  • カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評

    『ローリング・ストーン』誌の創刊は、1967年。サンフランシスコのヘイト・アシュベリーで盛り上がっているヒッピーやマリファナやLSD、そして、その街のロックミュージック。その文化に近い場所にいた若きヤン・ウェナーは、新しい世代に向けたメディアの創刊を思いつく。 グレートフル・デッドやジェファーソン・エアプレーンといった地元のロックバンド、そのシーンやボブ・ディラン、ローリングストーンズなど、60年代のロックシーン話は、いくつも登場しているが、書にとって前段に過ぎない。むしろ、メインとして掘り下げるのは、『ローリング・ストーン』誌の創刊編集長ヤン・ウェナーの人間そのものだ。1967年の時点では、シリアスな"ロック批評"も、雑誌の役割のひとつだったが、編集方針は瞬く間に変わっていく。 音楽と広告が交差するメディアとしての確立も、比較的早い段階のこと。インタビューの次のページに見開きでレコード

    カウンターカルチャー神話が音を立てて崩れていくーー速水健朗の「『ローリング・ストーン』の時代」評
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    Windfola 2022/07/05
  • アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて

    テレビアニメ『プラネテス』がNHK Eテレにて1月9日より、毎週日曜19時から再放送される。今でもアニメファンから絶賛の声が寄せられ、名作と呼び声高い作品が全国に再放送されることは、放送時から毎週楽しみにしていたファンである筆者としてもとても喜ばしい。今回は『プラネテス』が高く評価される理由について簡単に紹介していきたい。 『プラネテス』は、幸村誠による1999年から2004年にかけて連載された全4巻の同名の漫画作品が原作。2003年にテレビアニメとしてが放送された。監督は『スクライド』や、今作の後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』や、また2022年には『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めることも発表されている谷口悟朗が務めている。制作スタジオはガンダムなどのロボットアクションの印象も強いサンライズが務めており、ロボットバトルのない作品の制作を担当したことも話題を集めた

    アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて
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    Windfola 2022/01/09
  • 空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ

    今週ほどこのコラムが書きにくい週はない。全国各シネコンの公開初日の異常なまでのスクリーン割り多さが明らかになった先週半ば以降、ソーシャルメディア→ウェブメディア→テレビという順番で、あらゆるところで話題の中心となっている『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の爆発的ヒット。今さら数字を上げるのも躊躇われるが一応。10月16日に公開された同作の初日金曜日の動員は91万507人、興収は12億6872万4700円。土日2日間の動員は251万人、興収は33億5400万円。オープニング3日間の動員は342万493人、興収46億2311万7450円。いずれも2位以下を大きく引き離して、歴代1位となる空前の初動成績を打ち立てた。 この数字は、先週末2位に初登場した『夜明けを信じて。』の約25倍。今年公開された『コンフィデンスマンJP プリンセス編』、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』、『事故物件 恐い間取り』

    空前の『鬼滅の刃』現象 映画興行は「なりふりかまわない」新基準へ
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    Windfola 2020/10/23
  • 細田守と新海誠は、“国民的作家”として対照的な方向へ 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【前編】

    細田守と新海誠は、“国民的作家”として対照的な方向へ 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【前編】 年が明け2020年に突入。同時に2010年代という時代も終わりを迎えた。リアルサウンド映画部では、この10年間のアニメーション映画を振り返るために、レギュラー執筆陣より、アニメ評論家の藤津亮太氏、映画ライターの杉穂高氏、批評家・跡見学園女子大学文学部専任講師の渡邉大輔氏を迎えて、座談会を開催。 前編では、細田守や新海誠など、今や国民的作家となったアニメーション監督に注目。なお、後日公開予定の後編では、「ポスト宮崎駿」をめぐる議論の変容や女性作家の躍進、SNSとアニメーションの関係性について語り合っている。(編集部) 最初の地殻変動は2012年 ーー2014年に『アナと雪の女王』と2016年に『君の名は。』と、2010年代に入ってから、興行収入が200億を超える作品が出てくるように

    細田守と新海誠は、“国民的作家”として対照的な方向へ 2010年代のアニメ映画を振り返る評論家座談会【前編】
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    Windfola 2020/01/13
  • 『リズと青い鳥』『若おかみは小学生!』『ガルパン』……傑作を生み出す脚本家・吉田玲子とは

    とは、作品の設計図である。設計図が狂っていたらどんな建物も建たないのと同じで、しっかりした脚がなければ、映画もアニメも作れない。映画学校時代、「良い脚を悪い映画にすることはできる、しかし悪い脚を良い映画にはできない」と口酸っぱく講師に言われたことを覚えている。 今、日のアニメ界で最も信頼できる脚家は誰か、と問われれば筆者は「吉田玲子」と即答する。花田十輝も横手美智子も小林靖子も岡田麿里も素晴らしいが、設計図としての脚の安定感が図抜けており、ジャンルを問わず高水準の作品を産み出し続けている。 『映画 聲の形』『リズと青い鳥』などの山田尚子作品、青春映画『夜明け告げるルーのうた』、児童文学の映画化『若おかみは小学生!』や『かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』、戦車や戦艦のバトルもの『ガールズ&パンツァー』と『ハイスクール・フリート』、女性に人気のスポーツもの『弱虫ペダ

    『リズと青い鳥』『若おかみは小学生!』『ガルパン』……傑作を生み出す脚本家・吉田玲子とは
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    Windfola 2019/01/20
  • YUIMETAL脱退のBABYMETAL、ユニットの変化と彼女の存在意義を追う - Real Sound|リアルサウンド

    BABYMETAL『Starlight』 2018年10月19日。芸能事務所・アミューズの公式サイトで、3人組のメタルダンスユニット・BABYMETALからYUIMETALが脱退することが発表された。人からの文面自体は彼女の“世をしのぶ仮の姿”であった水野由結としての声明となったが、ステージの中央に凛としてたたずむSU-METAL、両脇で天使のように駆け回る彼女とMOAMETALという絶対的だと思われたトライアングルが失われることに、ファンの間では大きな動揺が広がった。 正式に新体制を表明したユニットは、同月23日の幕張メッセ・イベントホール公演を皮切りに、さいたまスーパーアリーナや神戸ワールド記念ホールを巡った『BABYMETAL WORLD TOUR 2018 in JAPAN』を開催。今年5月にアメリカ・カンザスシティから始まった、彼女たちの道標となる物語「メタル・レジスタンス」の

    YUIMETAL脱退のBABYMETAL、ユニットの変化と彼女の存在意義を追う - Real Sound|リアルサウンド
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    Windfola 2018/11/05
    なるほどわからん
  • 欠落感漂う日本の劇場長編アニメーション界の“希望の灯” 『ペンギン・ハイウェイ』を徹底解剖

    先日、カナダの都市モントリオールで開催された、ジャンル映画祭として有名な「ファンタジア国際映画祭」に行ってきた。この映画祭のアニメーション部門最優秀賞は、「コン・サトシ賞」と名付けられている。これは2010年に亡くなった日のアニメーション監督・今敏の業績に敬意を表したものだ。 そんなディープな映画祭で世界のアニメ作品と競い合い、2018年度の最優秀アニメーション賞を制覇したのが、作『ペンギン・ハイウェイ』だった。その内容を見れば受賞も納得してしまう、完成度とイマジネーションを持ちあわせた作品だ。そしてそれは、圧倒的な存在感を放ってきたスタジオジブリが継続的な制作から退き、欠落感漂う日の劇場長編アニメーション界において、希望の灯のひとつとしても評価できる、今後の可能性を感じさせるものとなっていた。 ここではそんな『ペンギン・ハイウェイ』を解剖しつつ、作品が描こうとしているものについても

    欠落感漂う日本の劇場長編アニメーション界の“希望の灯” 『ペンギン・ハイウェイ』を徹底解剖
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    Windfola 2018/08/24
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