「クラウドベンダなどによるサービス利用を制限したMongoDBの新ライセンス『SSPL』を理由にDebian、Fedora、RHELがMongoDBの配布取りやめを表明」という記事を読んで、私自身はMongoDBのユーザではないものの、今後他の製品にも波及しそうな話題だったので経緯を少しだけ調べてみた。SSPLってそんなに問題のあるライセンスだったのだろうか。 非常に大まかな経緯 MongoDBの経緯はこんな感じである。 MongoDBはGNU Affero General Public Lincense(AGPLもしくはAGPLv3)でライセンスされていた 巨大なクラウドプロバイダーがMongoDBのマネージドサービスを提供すると、MongoDBが使用されているにもかかわらず、MongoDB社にはお金が入らない MongoDB社からすれば、これらのクラウドプロバイダーはMongoDBにタ