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2011年10月28日のブックマーク (2件)

  • 「祈りでHIVは治癒する」協会の主張に犠牲者3名

    ロンドンで、福音主義キリスト教の牧師の助言に従い命を救う薬の服用をやめたHIV陽性者がその後死亡したという事例が、少なくとも3件確認されている。 患者の友人やHIV治療の専門医の話によると、女性患者らはロンドンの教会に通うようになってから死亡した。患者らは神の手により病気は治癒すると信じ、教会から抗レトロウイルス薬の服用をやめるよう勧められたという。 1980年代の著名なエイズ啓発キャンペーンを率いたロード・ファウラー(Lord Fowler)前保健相が、この慣行を非難した。 「これは大変誤った悪い助言だ。何とかしなければならない」。同氏は保守党員で、9月にHIVを議題とした貴族院議会で議長を務めた。 ロンドン東部のニューハム(Newham)出身で48歳のジェーン・イウ(Jane Iwu)は、1件の死亡事例について話した。「私の友人がある牧師のもとへ通っていました。牧師は彼女に薬の服用をや

  • 「子どもの甲状腺機能に異常」報道は行き過ぎ 専門医学会が「原発と結びつける理由なし」

    「福島から避難した子どもたちの甲状腺機能に変化があった」として、福島第1原発の影響を疑う声が相次いでいる。ところが、子どもの甲状腺の専門医などでつくる学会が、調査データを取り寄せて分析し、「放射線被ばくと直接結びつけて考慮すべき積極的な理由はない」との見解を発表した。どうしてこうなったのか。 波紋が広がっていたのは、長野県松市のNPO法人「日チェルノブイリ連帯基金」(JCF、鎌田実理事長)と信州大学医学部付属病院が行った調査。 各紙は「甲状腺機能に変化」などと見出しに付け、不安が広がる JCFがウェブサイト上に公表している資料によると、長野県茅野市などが2011年7月から8月にかけて、福島の子ども達290組813人を招待。事前アンケートで頭痛や腹痛、鼻血を訴える子どもがいたことから、73家族130人が信大病院の診察を受けた。検査項目は問診、尿検査、血液検査。それ以外にも、甲状腺障害も懸

    「子どもの甲状腺機能に異常」報道は行き過ぎ 専門医学会が「原発と結びつける理由なし」