発端 先日、水素水に関して東京新聞の電話取材を受けた。批判的な立場で書かれた記事で、その中に取り上げられた私のコメントは次の通り。 伊藤園など大手メーカー の広告について「慎重な宣伝文句にとどまっている。医薬品でもないし、健康への積極的な効能をうたえない程度の水だということ。治療目的などでの水素の抗酸化作用については研究途上で、一般の人を対象とした有効な実証データはなく、商品化は勇み足」 「水は原価も安いし、無害だから事故も起こさない。それをいいことに、企業側もお金をもうけようと、電解水や活性水素水など名前を変えて、水素を含む似たような水を出してきた経緯がある。病気が治る魔法の水なんてない。消費者が水への過剰な期待を捨てない限り、今後も同じような水は出回り続ける」 この記事が掲載された後、分子状水素臨床工学研究会というところから配達記録で次のようなクレームが送られて来た。 高解像度のものは
![分子状水素臨床工学研究会のクレームに反論する(2016/06/08) — Y.Amo(apj) Lab](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0ca4df12afff7f12adf987f9d0559442f80ae19/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.cml-office.org%3A8080%2Fofficial%2Fwwatch%2Falkalli%2Ftsubonochart.png%2F%40%40images%2F3f49097b-119e-4dd2-ac8a-8ad3fe1ae546.png)