下村容疑者に面会できず、調査打ち切り 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が放置され、死亡した事件で、殺人容疑で再逮捕された母親の元風俗店従業員・下村早苗容疑者(23)の長女桜子ちゃん(3)が昨年8月、自宅のある名古屋市内のマンションの廊下で泣いているところを愛知県警中署に保護され、同署が同市中央児童相談所に保護するよう通告していたことが分かった。児相職員は下村容疑者宅を訪問するなどしたが、面会できず、同月末に調査を打ち切っていた。 同署と児相によると、昨年8月2日午後10時頃、同市中区のマンションの住民から「廊下で子供が泣いている」と同署に通報があり、駆けつけた署員が桜子ちゃんを保護した。虐待の痕跡は見当たらなかったが、同署に引き取りに来た下村容疑者が「深夜にキャバクラで働いている」と話したことなどから、同署は「育児放棄(ネグレクト)に発展する可能性がある」として、桜子ちゃんを保護するよ