2023年12月15日のブックマーク (3件)

  • 人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって

    このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。私のほかに、北田暁大、筒井淳也、丸山里美、山根純佳の各氏が全体の監修を務め、テーマごとに編集される全13巻の各巻に、そのテーマに造詣が深い社会学者が編者になります。 前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさんありました。もちろんそれだけではなく、当時の最先端の社会学的な議論をしている論文もたくさんあって、たと

    人生を変える社会学──『岩波講座 社会学』刊行にあたって
    WolfgangMittwoch
    WolfgangMittwoch 2023/12/15
    データやエビデンスも決して中立ではないがゆえに、社会学の大風呂敷の理論的論争があったと記憶している。その歴史を何も踏まえず、実証であれば良しとするこのまとめには疑問。
  • 「職人的」な社会学は本当に社会を良くするのか? - あままこのブログ

    tanemaki.iwanami.co.jp はてブで珍しく社会学に対する肯定的な反応が数多く寄せられていますね。最近のインターネットでは殆ど社会学なんてパブリックエネミーみたいな扱いなのに。 ただ、むしろこの文章が評価されているのは、そういうインターネット上でパブリックエネミーと化した社会学のイメージを肯定し、「俺たちはそれとは違う実直な社会学をやるぜ」という主張をしているからとも言えます。 大風呂敷を広げた預言者v.s.「職人的」な社会学者 この文章の著者である岸政彦氏は、まず以前の岩波講座社会学について 前回は上野千鶴子や吉見俊哉、大澤真幸などが全体の監修者で、巻数も26あったと記憶しています。各巻のタイトルも凝ったものが多かった。執筆者も社会学プロパーだけでなく、竹田青嗣などの周辺領域の方が入っていました。文体や内容も派手で、自由で、雑多で、それほど社会学とは関係のないものもたくさ

    「職人的」な社会学は本当に社会を良くするのか? - あままこのブログ
    WolfgangMittwoch
    WolfgangMittwoch 2023/12/15
    というより、社会学なんて社会から嫌われてなんぼじゃないだろうか。社会の常識的な範囲に収まる社会学は、学問としての魅力も意義も無くなる方向性ではないだろうか。
  • 1からわかる!原発処理水(3)廃炉への道のりは?”最大の難関”デブリとは?|NHK就活応援ニュースゼミ

    2023年8月に始まった福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出。実は、原発を「廃炉」にする計画の全体から見れば、まだまだ準備段階です。廃炉作業のこれまでの進捗は? ”最大の難関”とされる燃料デブリとは? 1から解説します。

    1からわかる!原発処理水(3)廃炉への道のりは?”最大の難関”デブリとは?|NHK就活応援ニュースゼミ