エネルギー政策でもっとも大事な点は、「安全性(Safety)」を前提とした上で、「エネルギーの安定供給(Energy Security)」を第一に考え、「経済効率性(Economic Efficiency)」の向上、つまり低コストでのエネルギー供給を実現し、同時に「環境への適合(Environment)」を図ることにあります。この「3E+S」の追求は、各国のエネルギー政策に共通しています。さまざまなグラフを通して、世界各国の「3E」の状況を見てみましょう。2回目は、ひとつめの「E」である「エネルギーの安定供給(Energy Security)」に関わる、「輸入先の多様化」の状況を紹介します。 エネルギーの安定供給に必要なこと 「グラフで見る世界のエネルギーと『3E+S』安定供給① ~各国の自給率のいま」でご紹介したように、エネルギーを安定的に供給するためには、「エネルギー源となる燃料などを
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