7月に2009年上半期のセキュリティ脅威についての報告書を発表している。報告書の項目の1つは、"Web 2.0とソーシャルネットワーキング"というタイトルで、組織が直面する脅威についてだ。ソフォス発表から約1カ月後の8月6日には、ソーシャルネットワーキング(SNS)サイト、TwitterとFacebookがDDoS攻撃を受けてダウンしたが、今回はSNSに潜む、セキュリティ脅威について見てみよう。 ソフォスの報告書によれば、多くの組織にとって、スタッフの生産性を上げることは、常にプライオリティのトップだ。そして、ソーシャルネットワークへのアクセス管理が重要視されていた。さらに、Facebookなどでスタッフが費やす時間だけでなく、(SNSへアクセスすることで、組織における)システムの処理能力も低下させている恐れがあるとしている。 最近になって、SNSからの悪意ある攻撃や、従業員が重要