北海道大北方生物圏フィールド科学センターの山本潤助教らのグループが海中からイカが飛び出す姿の連続撮影に成功。空中で加速、ひれなどを翼のように広げてバランスを保つ様子を確認し、一連の動作は「飛行」に当たるとの研究結果をまとめ、7日までにドイツの科学誌に発表した。連続撮影は世界初としている。山本助教は「イカの驚異的な飛行能力が明らかになっただけでなく、空中で海鳥に捕食されている可能性も高まった」と
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流された人が笑顔で手を振っていた「ニコーっと笑って、お前もか、って」 配信=2013/02/07 記事=耳塚 佳代 Tweet 大槌町本町 臼澤良一 64歳 当日は自宅にいたんですよ。事業の報告書を書いていたんです。あとはファイルに綴じるだけだったので、るんるん気分でインデックスを付けていた。そうしたら、とんでもない大きな揺れ。一度も経験したことがない、本当に恐ろしい揺れ。うちが潰されるんじゃないか、死んでしまうんじゃないかという。プリンタやパソコン、本棚とかレコードとか、ぜーんぶ(崩れてきた)。前にも進めない。早く止まってくれないかと思っていたが、本当に長いんですね。 やっと揺れが終わって、そしたらうちの妻が「お父さん津波だから逃げよう」って、1階から声が掛かった。テレビも電気も全部付かない。ラジオのスイッチ入れて聞いたら、3メートルの津波だと。親父の代からあそこに住んでいたけど、ここま
渦に乗って回り出したそばくるくる鍋を手にする渡部英樹さん=愛媛県砥部町 【波多野大介】愛媛の歯医者さんが考えた「くるくる鍋」が、世界的なヒット商品になるかもしれない。お湯を沸かすと渦が発生。麺をゆでれば、かき混ぜ不要、野菜などから出るアクは自然と中央に集まり、噴きこぼれも少ない。先月、国内で売り出すと注文はいきなり5千件に。動画サイトが火をつけ、米国など7カ国・地域でも販売計画が進む。 愛媛県砥部(とべ)町で歯科医院を営む渡部(わたなべ)英樹さん(45)。昨年2月のある夜、自宅台所で、換気扇を回しながらたばこをふかしていた。ふと、片手鍋が目に入った。「鍋の中で、麺や野菜が勝手に回らんかな」 鍋の内側に斜めの溝があれば、渦ができるのでは――。治療で使う石膏(せっこう)を盛り、らせん状に十数個の人さし指サイズの溝をこしらえた。火にかけて、そうめんを入れた。ゆっくり回り始めた。 続きを読む
経団連の訪問団がミャンマー、カンボジアを歴訪中だ。日本から140人もの大型訪問団が行くのは初めてだが、せっかく企業トップが行くのだから、ぜひミャンマー側の本音を聞いてもらいたい。ミャンマー側は、なかなか進まない日本側の投資にいらだちをつのらせており、今回の経営トップの訪問に高い期待をかけている。(フジサンケイビジネスアイ) ヤンゴンにあるユニ・アジア・モーターズのシャヒーク・ウル・ラーマン社長もその一人だ。 同社は1994年にある日本の自動車メーカー側と代理店契約を結んだが、その後、欧米による経済制裁を理由に同社が撤退すると、部品の仕入れや整備マニュアルの入手さえ難しくなった。 それでも制裁が解除されるまではと辛抱してきたが、昨年暮れ、日本側から、今後はユニ・アジアだけでなく、他社とも代理店契約を結びたいとの意向が伝えられたという。 ラーマン氏は「これまで必死に看板を維持してきたのに、これ
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