今年も巣立ったつばめが帰ってきたのか、その子が帰ってきたのかは分からぬところですが、無事2番子が巣立ったところだ。 子が帰ってきたと成ると、どうして伝えるのか分からぬところだが、古巣に収まるところからして計り知れぬ伝達能力の存在するところだ。 南に下るというが、あちらの在所にも巣があって、たがわず一家の引継ぎなど繰り返される事だろうから、その伝える能力を説明できないこちら側としては感嘆するしかない。 家のつばめは入口の中央にあるわずかの垂れ壁の内にかなりの回数使い回しされて存在している。表向きにも巣があつらえて有ったのだが、これは度重なる雀とからすの襲撃に合い放棄されて半壊状態だ。 見ようによっては表にある巣がおとりに成った状態で、都合がいいといえば随分と具合のいいものでもある。 子育ての間は、玄関先の糞害を我慢すればほほえましいもので、そこはかとなくこちらも気を使ったりなどして、ドアを開