先週発行の『週刊金曜日』に、堺市立図書館問題の 記事が掲載されたということで、友人がFAXを送ってくれました。 堺市立図書館がBL本5500冊を撤去 撤去要求の背景に反男女共同参画バックラッシュ (週刊金曜日 2009.1.30 736号) 上野さんを監査請求の「代表」と書く(正しくは「代理人代表」です)など、 いくつか気になるところはありますが、よくまとまった記事です。 この問題の関係者としては、やっとまともな記事が出た、という感想です。 特に、『知る自由の保障と図書館』(塩見 昇 編著 川崎 良孝 編著 京都大学図書館情報学研究会 版)ほかたくさんの本を書かれている 「図書館の自由」の専門家である川崎良孝さん(京大)の 「図書の排除は検閲」の説明は、とても納得できるもので一読の価値があります。 川崎良孝京都大学大学院教授(図書館情報学)によると、米国では図書館資料に対する苦情は検閲と位